蝶々にみえなくても蝶々

昨日、

ベランダ生まれのクロアゲハの最後の子が、

無事に羽化しました^^

羽化にも時間がかかり、

サナギの殻がなかなか脱げずに、

少しだけ手助けをしましたが、

無事に羽化できました^^

翅もすぐに伸びて、

元気な女の子。

 

安心して、

ベランダのレモンの木に移動させて。

 

ところが、

少し経ってふと見ると、

樹から落ちて、

植木鉢と窓の間でバタバタしていて><

 

慌てて助けに行くと、

既に翅が傷ついていて、

尾っぽの長い部分、尾状突起がちぎれていて涙

 

もしかしたら飛べないのか?と、

30分程、手の上でヒーリングしていたら、

心地よい風が吹いた瞬間に、

ふわりと風に乗って空へ。

 

無事に舞うことができて。涙

よかったです^^

 

ここの所毎日、

クライアントさんと蝶々に、

交互にヒーリングしてます^^;

 

そして、

昨日一緒に羽化するかな?と、

羽化の前兆を見せていた、

少し小さ目サナギのアゲハちゃん。

 

結局昨日はそのまま羽化せずに、

今日になってようやく、

パリッと、サナギに切れ目が入り、

お、でるか?と思って観ていても、

出てこない。

 

両脇の切れ目から、

肢だけ出してバタバタしていて><

 

全く出てこれないのも初めてで。

 

少しずつゆっくりと、

ピンセットでそっとサナギを殻を剝いて。

 

出てきた子は、

決して蝶々には見えない、

アゲハの男の子でした。

あまりにも小さく、

あまりにも短い翅で、

胴体の方が大きくて><

 

肢の力も弱くて、

触覚さえも伸びておらず、

口吻も弱々しくて。

 

ティッシュの上に置いていたら、

すぐに転がってバタバタして動かなくなって。

 

もう駄目なのかなぁ。

て、切なくなりながら、

そっと触れると動いて。

 

蝶々には見えなくても、

飛べなくても、

ちゃんと蝶々で。

必死で生きようとしていて。

 

ここ数年、蝶々の羽化をサポートしていますが、

こんな事は初めてだったので、

とても切なくて、やるせなくて。

 

食草がいけなかったのか、

飼育ケースに移す時期が遅すぎたのか、

幼虫時代に何等かの発育不全になってしまったのか、

とても色々と考えもしました。

 

自然界では、

生まれて来れる事が奇跡で、

五体満足で成虫になれる事の方が少ない世界です。

 

けれど、

人間と同じで、

どんな命でも、大切な命。

奇跡の命で。

 

少しでも生きれるのなら、と、

飲んでいるのかさえわからないけれど、

薄めたポカリをやって。

 

痛みが無いようにヒーリングをして。

 

1時間後には亡くなるかもしれないけれど、

それでも出来る事はしたくて。

 

改めて、

命について考えていました。

 

人間だって、

ここに産まれてこれるのは、

本当に奇跡で。

 

産んでなんて、

頼んだ覚えはない。

 

なんて台詞を吐いた人もいるかもしれませんが、

ここに産まれる事を決めてきたのは、

何よりも自分自身達で^^

 

そして、

魂は永遠だけれども、

血の通った肉体には、

時間が限られていて。

 

いくらライトボディになったって、

いきなり200歳までなんて生きれない。

 

肉体という乗り物が、

生きていられる大切な時間を、

愛で埋めていけたら。と、

 

手の上で生きようとしている、

この小さな蝶々をみながら、

そう感じました^^

 

※コメントは返信無しの承認公開のみとなりますことご理解ください。

 

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コメント: 3
  • #1

    チナ (火曜日, 29 8月 2017 01:01)

    Mokoさま

    先日はありがとうございました。^_^

    障害のある男の子だったんですね。
    みんなと姿形が違っていても
    愛される価値に代わりありませんね!

  • #2

    mar (火曜日, 29 8月 2017 10:32)

    Mokoさんおはようございます

    昨日もクロアゲハが飛んでいるのを見ました、2頭
    今朝も洗濯物を干していたら、クロアゲハがひらひらと色々な木の上の方を飛んでいました
    Mokoさん?
    ↑いつもながらに声に出して言っちゃいました

    Mokoさんのカナシミが伝わりすぎます(涙)
    諸行無常ですね
    小さ目のアゲハくんは、きっとMokoさんの優しさに「ありがとう」って感じていると思います

    有難うございます、また教えてください

  • #3

    ぷぅ (水曜日, 30 8月 2017 00:29)

    魂は永遠だけれども、
    血の通った肉体には、
    時間が限られていて。

    生き肉体という乗り物が、
    生きていられる大切な時間を、
    愛で埋めていけたら。

    *********************

    そうだなぁと改めて思い涙が溢れました。
    強がるのも意地を張るのもそろそろ終わらせていいのかなと。

    なんだか彼の気配に包まれているような空気感をほんのりと感じている今日この頃。
    まだまだいろいろあるだろうけれども、
    ただただ素直に、恐れより愛を掬い上げながら思いを伝えていこうと改めて思う夏の終わりの宵なのでした(^^)

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