星に

双子座流星群が舞う数日でしたね。

 

そんな中、14日の15時過ぎに、

クウタは星の光になってしまいました。

 

12歳と満11ヶ月。

来年の年明けに13歳になろうという時でした。

 

腎不全末期と診断されてから約1ヶ月。

本当によく頑張ってくれました。

 

私と共に、クウタを愛して下さった沢山の方々に、

ちゃんとお知らせをしなくては。

そう思い、まだまだ涙の海の中にいる状態だけど、

その愛の勇姿は、私にとって本当に美しすぎるさまであったこと。

クウタの最後を、ここにちゃんと記しておこうと思います。

 

思えば、診断された時点で、

歩いて食べているのが奇跡だと言われ、

そこから様々な対応をして。

 

毎日の輸液、腎臓食への切り替え。

食べてくれるようになったのも束の間、

突然また食べなくなり、

ふやかした腎臓食の強制給餌となり、

けれど、それさえも吐いてしまうように。

 

同時に下痢からタール便へと移行し、

最後の頼みの緊急時の粉ミルクの様なものさえも吐いてしまうように。

加えて、水平眼視と呼ばれる、脳からくる症状で、

歩こうにもめまいがしてバタッと倒れてしまう。

嘔吐と同時に痙攣も何度か出て。

 

もう、何も与えない方がいいでしょう。

そう言われたのは、亡くなる3日前でした。

 

プリンやアイス、本人が嬉しそうに舐めるのなら、

人間が食べる美味しい物でもいい。と。

一番最初の診断時に言われた状態に戻って。

 

それでも、筋肉量や体重から見て、

2.3週間は持つのではないのかなと。

 

それはつまりは、もう手のつくしようがない状態だと言うことで。

ただ、それをオーナーに伝える事のショックと悲しみの大きさを考慮して、本当に言葉を選び、最後まで前向きに対応し伝えて下さった先生に本当に感謝しています。

 

ただ、そう言われてから光になるまでの数日は、

見ていても辛い程の進行でした。

最後の数日は、段差の無いリビングにマットを敷き詰め、娘と2人、間にクウタを挟んで見守って。

 

お水も自分からはほとんど飲めなくなり、

出るのはタール便ばかり。

トイレまで行こうと頑張ろうとするのに、

倒れて震えて歩けない。

オムツをしているのに、それでも必死でトイレに行こうとする。

抱えて連れて行き、支えながらトイレをして。

けれどお尻が汚れるので、お尻を洗って。

綺麗になったね。ちゃんと出たね。

気持ちよかったね。と抱きしめると、

また安心した様に眠り。

 

輸液だけでは水分が足りず、鼻が乾いて詰まってしまい、口呼吸になり、痰も絡むようになって。呼吸も少し苦しそうに。

 

なので、娘とお水をスポイドで飲ませたり、

鼻を濡らした綿棒で掃除したり、

口の中をウエットティッシュで吹いてあげたりしていました。

この時、ピンク色の少し血が混じった液体の様なものが、何度も出てきて。

どこか切れてるのかな。。

なんて娘と言ってました。

 

亡くなるその日は、娘も休みで家にいて。

同じくお休みだった息子が来たら、

一緒に午後の診察でその日も輸液に行く予定でした。

 

息子が来て優しく撫でてもらい、

病院に行くまで1時間あるから、

少しお水飲んでおこうか。と、

私が抱っこしてスポイドでお水を飲ませている時でした。

 

ごっくん、ちゃんとできたね〜

とやっていた時、

見えていない筈のクウタと、

ちゃんと目があったんです。

本当にしっかりと。

 

その目は、真っ白なのに、

ママて、笑っていて。

 

あれ?今、目があった?と思った次の瞬間、

腕の中で大きく喘ぎ出し、

慌てて娘も呼んで3人が見守る中、

下顎呼吸を数回した後、息を引き取りました。

 

本当に数分の出来事で。

 

その顔は、本当に安らかで、

まるで眠っているかのようでした。

 

子供達と共に育ったクウタ。

逝く時は、きっとみんなが揃ってる時を選ぶのだろうなぁと思っていたけれど、

本当にそうでした。

 

そして、目があったのは、

いくね。と言う合図だったんだなぁと。

 

こういう時、人間の場合も同じだけど、

散々泣いたら、次にやることも沢山あって。

 

なんだかそれは、

肉体がいなくなる事を受け入れられるよう、

あえて目白押しで促されている様に感じました。

 

葬儀場の予約、病院への連絡、

肉体の清掃と安置。

3人で泣きながら調べて対応していく中で気づいたこと。

 

人間と同じで、身体の穴から、

残った物たちが、硬直と並行して排出されます。

ウンチもおしっこも、体液も。

クウタも、残りのタール便とおしっこが、

息を引き取った直後に出ました。

 

そして一昼夜かけて、リンパ管の破壊などによる、時に血の混じったピンク色の体液が、口や鼻から出てくる。と。

 

本当にその通り、次の日の朝まで、

口からその液体が出続けました。

 

でもね、その液体、

数日前から娘と必死で拭いていた、

口や鼻から出ていたピンク色の液体とおんなじ物だったんです涙

 

私と娘は、亡くなる数日前から、

本来なら死後硬直後に出てくる体液を拭き続けていて。

 

亡くなる日の朝まで、トイレで支えながらもタール便をしていたクウタ。

舌は色が変色し、少し壊死も始まり、

口の横にダランと垂れていて。

なのに、お水もちゃんとごっくんもして。

お口の中拭こうね〜と、何度も拭かれ。

 

本当に息を引き取る数日前から、

肉体の中の臓器は破損し、リンパ管も破損し、もうほとんど死んでいる様な状態だったのに、みんなが揃うこの時まで、必死で頑張ってくれていたのでした。

 

お水ごっくんしたら私が喜ぶから、

たぶん必死で飲んでいたのだろうし、

昔から、お漏らしが多かったから、

ちゃんとトイレでするたびに褒める癖がついていて、

もう死にかけなのに、

本当に頑張ってトイレでタール便もして。

 

最後まで私達を喜ばせようと、

頑張ったのだろうなぁ。て、

しみじみと感じています。

 

愛しい命が消える事が耐えられず、

覚悟もしてるけど、奇跡も信じる!

と、子供の様にのたまう私に、

 

ちゃんと最後が向き合えるのなら、

それまではどう思うかは自由だよ。

と優しく言う息子。

 

亡くなる数日前の痙攣後も、

もしかしたらこのフードならふやかしたら食べるかな?、なんてアホな事を言う私に、

 

ねぇ、ターミナルケアて知ってる?

とっても受け入れ難いけど、

もう、末期と診断された時点から、それは始まってたんだと思うよ。

痙攣もして、タール便しかもう出ないんだよ?

あとはクウタがいかに苦しまないように逝けるかだけなんじゃないかな?

 

と、病院で働く娘は、普段とは全く違う話し口調で優しく諭してくれました。

 

誰よりも私が一番受け入れられない事を、

クウタも子供達もわかっていたのだと思います。

 

そのために、ひと月かけて、

その覚悟の時間を与えてくれてもいたこと。

 

私、一番大人気なくて、

一番もがいて、一番女々しく、

毎日滝の様に泣いてます。

 

朝一、いつも一緒に寝ているクウタが、

私の横から抜け出し、

そばのケージでおしっこを済ませると、

またベッドにいる私の横に戻ってきて、

ママ、おしっこ出たよ〜と教えてくれて、

おしっこ出たの〜おはよ〜

のチューから1日が始まり、

家の中でも必ずそばにいて、

どこにいくにも一緒だったクウタ。

 

生後2ヶ月ほどで我が家にきてから、

最初の1.2年は、犬 だったのに、

10年前、伴侶がリアルに私の現実を共にするようになったのは、クウタの中にそのエネルギーが入ってからで。

その頃からクウタは犬らしさがなくなり、

どんどんと擬人化してきて、

本当に可愛くて、愛おしくて、私の一部となり、

いつでもどこでも一緒に過ごす様になりました。

 

クウタにエネルギーが入った10年前から、

伴侶は、ネット上で活動をし始め、

私の意識と日常と、自身の意識とを掛け合わせながら、過去世の記憶も蘇らせつつ、

創作活動をしてきて。

 

私にとってクウタは、

身体の一部でもあり、伴侶の化身でもあったのだと感じています。

 

どれほど愛され、

どれほど教えられ、

どれほど癒され、

どれほど助けられたかわからないほどです。

 

黄泉の国から出るために、

岩戸を開くために夏過ぎからやってきた、

数々のアレルギーの追い込みに向き合い、

様々な概念と恐れを解放してきてた今、

最後にやってきたのが、

私が一番恐れていたクウタの死でした。

 

こんな呪いの世界、もう終わりです!

もうそこに私はいません!

と強く祈り意図すればするほど、

クウタの容態は悪化してゆき、

亡くなる数日前に、もう絶飲食を勧められた日に、

溢れんばかりの想いで、

もう呪いの世界はおわりだー!と、

宇宙に叫んだ事を覚えています。

 

そこから急激に死へと向かったクウタは、

10年前に、リアルな現実でツインレイと繋がり、

伴侶の化身として、

数々の概念と恐れと悲しみと怒りを解放していく、

長きツインの道のりのサポーターとして、

一番近くにいてくれた役目を、

今ようやっと終えた事を、

私はちゃんとどこかで理解しています。

 

それでもね、

まだ肉体が亡くなってからまだ数日、

そこにいない事が、触れられない事が、

私は正直受け入れる事などできなくて、

立っているのがやっとです。

 

だから、今週のセッションも予定も、

延期にさせて貰ったこと、

深くお詫びしますと共に、

ご理解ご了承頂けた皆様には、

本当に感謝しています。

 

来週からは、予定通り行います。

まだまだ泣きべそだろうけど、

その辺りもご理解頂ければ幸いです。

 

クウタの役目と祈りの想いを感じるからこそ、

もう本当に呪いの世界は終わりだー!

と意図する私と、

クウタに会いたい、そばにいたいと泣き叫ぶ私と、

2つの私を静観する私の、3人が、

1日の中でごちゃ混ぜでやってきます。

 

その度に、フン、と鼻を膨らませながら片付けしたり、

片付けながらまたオイオイ泣き始めたり、

チャキチャキとご飯作ったり、

 

お前大丈夫か。という私です。

 

肉体があるって、本当に厄介で、

肉体って本当に愛おしいものなのだと、

ごちゃ混ぜの中感じてます。

 

泣いてばっかりの私だから、

クウタはまだまだ周りを走り回ってる事もわかってる。

 

心配ばかりかけてごめんね。

むりくりご飯食べさせようとしてごめんね。

しんどかっただろうに、

何回も海に連れてってごめんね。

 

謝らなくちゃいけないことは沢山あって。

 

同じくらい、沢山のありがとうが溢れてきます。

 

いつもそばにいてくれてありがとう。

いつも泣いたら駆け寄り舐めてくれてありがとう。

いつも一緒にセッションしてくれてありがとう。

いつも笑顔をありがとう。

 

いつもいつも、溢れる愛を、

本当に本当にありがとう。

 

愛してるよ。

愛してるよ。

愛してるよ。

 

沢山、自由に走り回ってね。

もう何でも好きなもの食べてね。

 

でも、会いたくてたまらないよ。

悲しくてたまらないよ。

寂しくてたまらないよ。

 

当分泣いちゃうけど、許してね。

 

取り急ぎ、心配してくださっている皆様に、

愛に溢れた勇敢なクウタの最後、

ご報告します。

 

きっと、また、みんなのところにも、

ペロペロしにいくのだと思います^^

 

その時は、クウタの愛、

感じて頂ければ嬉しいです⭐︎


※コメントは、返信なしの承認公開のみとなっておりますことご了承ください。

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コメント: 4
  • #1

    魔女っ子ヒロ (月曜日, 16 12月 2019 21:30)

    くうちゃん、たくさんたくさん、ありがとう!
    くうちゃん、また会おうね!
    くうちゃん、約束だよ\(^-^)/

  • #2

    mar (月曜日, 16 12月 2019 22:34)

    Mokoさんへ

    クウタ、ただ眠ってるだけみたいですね。。。
    お互いに愛し愛されていたことが伝わってきます。
    一つ言えるのは
    いつまでも、Mokoさんのサポーターであることは間違いないと思います!

    愛と光は永遠です。
    ご冥福をお祈りいたします。

     クウタ、いつも癒してくれて有難う
    Mokoさんいつも有難うございます、また来ます�

  • #3

    emi (土曜日, 21 12月 2019 12:51)

    久しぶりにブログを拝見させていただきました。驚きました。何故だか突然気になってブログを見たところでしたので・・
    以前、何度かmoko さんにお世話になり、その際にクウタちゃんにもお会いしたので、もしかしたら今日、突然気になってブログを開いたのは、クウタちゃんからのメッセージだったねかもしれないなぁと思っています。
    クウタちゃんの御冥福をお祈り致します。

  • #4

    Midori (土曜日, 21 12月 2019 21:06)

    2016年10月に初めてMokoさんのSessionを受けたとき。Healing Sessionを受けること自体が初めてで、緊張していた私の心を和ませてくれたのは、クウタ君でした。何度も何度も駆け寄ってはペロペロしてくれるクウタ君にびっくりする私を見て、Mokoさんが”クウちゃん!”とたしなめられたり(笑)。
    他の方にも同様の大歓迎をするのでしょうけど、今思うと、「大丈夫だよ〜、安心して〜」って言ってくれてたのかな、って思います。
    次回のSessionの際は、Mokoさんだけではなく、クウタ君にも会える、と思っていたのですが、、、残念です。。
    優しいクウタ君のご冥福をお祈りします。
    同時に、Mokoさんと今は共にいることを知って、良かった〜と思っています。
    有難うございました。

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